恒川光太郎 「秋の牢獄」

短編集ですね、どうやら3冊目のようです。
「秋の牢獄」
「神家没落」
「幻は夜に成長する」
となってます。
秋の牢獄が、有名な「リプレイ」僕の読んだ作品では、乾くるみ「リピート」ですね、出てくる北風伯爵が秀逸です。
個人的には「幻は夜に成長する」のほうが怖くて好きですね、魔女の話でした。
内容(「BOOK」データベースより)
十一月七日水曜日。女子大生の藍は秋のその一日を何度も繰り返している。何をしても、どこに行っても、朝になれば全てがリセットされ、再び十一月七日が始まる。悪夢のような日々の中、藍は自分と同じ「リプレイヤー」の隆一に出会うが…。世界は確実に変質した。この繰り返しに終わりは来るのか。表題作他二編を収録。名作『夜市』の著者が新たに紡ぐ、圧倒的に美しく切なく恐ろしい物語。
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