奥田英朗 「家日和」
第20回柴田錬三郎賞受賞 です。やっぱり賞をとるのははずれが少ないです(´・ω・`

短編集なので、えーと収録が
「サニーデイ」
「ここが青山」
「家においでよ」
「グレープフルーツ・モンスター」
「夫とカーテン」
「妻と玄米御飯」
某レビューにもありましたが、家族小説じゃなくて夫婦小説ですね。基本的にどの作品も最後は明るい方向へ向かって終わる形なので読み終わってスッキリします(´ー`)
やっぱり大団円、ハッピーエンドのほうが好きですねー
「家においでよ」は妻が出て行って残された夫が部屋を自分の男好みの家具、家電で固めて会社の同僚たちと遊ぶ場所隠れ家にしてしまう話なんですが、うらやましい限り。奥さんが家具コーディネーターみたいで今まで自分の好きに出来なかった。ってところがあったみたい。別居はしてるけど嫌いなわけではなく。みたいな二人なのではいはい元通りおめでとうで終わります。軽いのいいですわ
内容(「BOOK」データベースより)
会社が突然倒産し、いきなり主夫になってしまったサラリーマン。内職先の若い担当を意識し始めた途端、変な夢を見るようになった主婦。急にロハスに凝り始めた妻と隣人たちに困惑する作家などなど。日々の暮らしの中、ちょっとした瞬間に、少しだけ心を揺るがす「明るい隙間」を感じた人たちは…。今そこに、あなたのそばにある、現代の家族の肖像をやさしくあったかい筆致で描く傑作短編集。
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