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2010-06-07(Mon)
死が二人を分かつまで
赤川次郎 「死が二人を分かつまで」
この言葉、結婚式で行われる宣誓のあれですね、調べてみたら山ほど例文集みたいなのが出てきて逆に困りましたが(´・ω・`
「良いときも悪いときも、富めるときも貧しきときも、病めるときも健やかなるときも、死が二人を分かつまで愛し慈しみ貞節を守ることをここに誓います。」
9d2f0bb2.jpegより だそうです。

いやいや、どんどん吸い込まれる面白さでした(´ー`) 専業主婦・由利江、夫・広造 がいちおうの主人公なのですが、この二人の物語?に大学生の二人と、医者夫婦が巻き込まれにいっているというような。
大学生の良介と秋世の恋愛模様も面白いんですが、タイトルになっている「師が二人を分かつまで」由利江と広造の心模様を想像して読むほうが楽しいですかねぇ~ 

由利江は他人の生命エネルギーを吸い取る。なので海外では一応ヴァンパイア物に分類されるんだそうです。解説に書いてありました。確かに、、そういえなくもないと思うんですが牙と血が出てこないとぱっとしないですよねぇ~


内容(「BOOK」データベースより)
心臓が止まったはずなのに、専業主婦・由利江には、はっきり意識があった。なぜか生きているのだ。だが、その代償は重く、人間の生命エネルギーを奪わないと生きられない体になっていた。他人を殺さねば、自分が死ぬ。彼女は殺すことを選択してしまう。それを知ったサラリーマンの夫・広造は銃を手に彼女を追うが…。殺しながら逃げる主婦とその夫とのスリリングな関係を描く傑作ホラー長編。

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