東野圭吾 「パラレルワールド・ラブストーリー」 です。

5冊ほど買って、とりあえずさらっとこれから。というか期待度が低かったんですけど、面白いの何の。てか東野圭吾だもんねー(--メ) 続きが気になって気になって。という感じですね。ただ読みはじめだけ分かりにくい点があります。序章から、十章まで。なんですが、各章内には、scene1~10と用意されています。で、章は、現在 sceneは約1年前というタイムラグがあります。
登場人物は、主人公の敦賀崇史、語り手にもなってます。あと親友の三輪智彦と、津野麻由子という女性がでてきます。
章では、津野麻由子は、敦賀崇史の彼女であり、最初から付き合ってる状態、sceneでは、津野麻由子は三輪智彦の彼女という設定になっています。なので、この章とsceneでいきなり食い違うので「ん?」ってなっちゃうんですよ。でも最初だけ、気にはなるけど読み進めればとくに問題ないです。理解できます。
パラレルワールドなので、もちょとSFチックなのかと思ったんですが、まぁ、SFではあるんですけど、個人の記憶の改ざん、改変によって二つの記憶を持つ、パラレルワールドになっていました。脳科学がどうのこうのって言うのがたくさん出てくるので、その小難しいところは我慢にして読みます(笑)
内容(「BOOK」データベースより)
親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。錯綜する世界の向こうに潜む闇、一つの疑問が、さらなる謎を生む。精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?傑作長編ミステリー。
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