萩原浩 「誘拐ラプソディー」です

映画化って書いてあったので面白いハズ!で買いました(´ー`) 主人公は、伊達秀吉 すごい名前です。誘拐されるのは伝助6歳あとは、伝助の親その仲間、警察の黒崎あたりが登場人物ですねー 話の冒頭から主人公の伊達秀吉が自殺場所を探しているところからになっていていきなり鬱だと思いきや、コイツ死ぬつもりなんて全く無し(笑) 自殺手段を選んでいるこの冒頭からコントですね。
伝助は誘拐ではなく、自分から家出をしたといいます。チョーお金持ちというか地元の最大のヤクザの一人息子なわけで普通とは違う育てられ方をされています。電車が大好きだけど3回しか乗ったことがない。キャッチボールの相手は壁だけ。とちょっと可愛そうな子供なわけですね。私も親とキャッチボールって言うのはしたことがなくて、高校の体育の授業で初めてキャッチボールをして、それがすごく新鮮に感じたことがあります。話が解決したこの後、このヤクザの組はおそらく解散に向かうんだと思うのですが、伝助と一緒にいてほしいなと思いますね。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
伊達秀吉は、金ない家ない女いない、あるのは借金と前科だけのダメ人間。金持ちのガキ・伝助との出会いを「人生一発逆転のチャンス?」とばかりに張り切っ たものの、誘拐に成功はなし。警察はおろか、ヤクザやチャイニーズマフィアにまで追われる羽目に。しかも伝助との間に友情まで芽生えてしまう―。はたし て、史上最低の誘拐犯・秀吉に明日はあるのか?たっぷり笑えてしみじみ泣ける、最高にキュートな誘拐物語。
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