村上春樹 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」
1985年第21回谷崎潤一郎賞

最後がハッピーエンドとはいえないというかさらー・・・と終わるというか。世界観を楽しむ作品だったんでしょうか。
amazonレビューは両極端ですね(笑)ノルウェイの森しか読んだことがない、しかも内容はさっぱり忘れている僕には、村上春樹最初の作品といってもいい状態でした。大御所はあまり読まないようにしていたのですが、アニメの「灰羽連盟」がこの作品をモチーフにして作られていると聞いたので興味を持ったのです。出てくる設定が似ていますねー 壁で囲まれた町、外と内を行き来できるのは鳥だけ。とかですね。モチーフにしているだけなのでまったく違う作品なんですけどねー
内容(「BOOK」データベースより)
高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。
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