青山七恵 「ひとり日和」です。
同僚にタイトルを見せたらなぜか笑われました。確かにちょっと寂しい感じもしますね(;´ρ`)

でも芥川賞受賞作ってありますしねーまぁそこだけみて買ったんで中身まではよく分からなかったところもあるんです。でも、平積みされているところに自分の住んでいるところが舞台なんて書いてあるからこれは読んで見ようかなーって思うじゃないですか(;゜д゜)
出てくる売店とか本屋とかですね、しってるしってる。といえる感覚はちょっと面白かったです。新宿や渋谷だとそゆのがあってもぴんと来ないんですけどねー。
ちなみにしゅうろくが
「ひとり日和」
「出発」
とあって、「ひとり日和」のほうはなんとなく分かったのですが、「出発」のほうは一気に読んだわりには え って感じで途中で話し終わってるんじゃないのかって思っちゃいました。この後の展開は自分で考えなきゃいけないんでしょうか。。。みたいな。「ひとり日和」のほうもですが、全体に淡々と進む日常。という作品なので僕の好きな起承転結はっきりというわけには行きません、登場人物の吟子さんについてはこんな年のとり方ができたらいいなぁとおもう一方でとなりに旦那さんがいればもっとね。と寂しい思いもします。反対に千寿に関してはちょっと願い下げな感じです。でも自分に似ているところもあるんだろうな、そう思われているだろうなってところもあったので完全に否定できず。。
文学ってイメージの強い作品でした。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
世界に外も中もないのよ。この世は一つしかないでしょ─二〇歳の知寿が居候することになったのは、二匹の猫が住む、七一歳・吟子さんの家。駅のホームが見える小さな平屋で共同生活を始めた知寿は、キオスクで働き、恋をし、時には吟子さんの恋にあてられ、少しずつ成長していく。第一三六回芥川賞受賞作。短篇「出発」を併録。
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