大槻ケンヂ 「ロコ!思うままに」

一転して2日くらいで読み終えたこちら、ちょと用事で実家に戻る事になり、新幹線であっという間です。まとまって時間が取れるとはやいですねー
てっきり、「ロコ」の話なのかと思ったら短編集でした。収録は結構たくさんあって、
光
「ロコ!思うままに」 表題
「モモの愛が綿いっぱい」
「神様のチョイスはKISS」
闇
「アイドル」
「ドクターマーチンレッドブーツ」
「キテーちゃん」
「怪人明智文代」
「イマジン特攻隊」
もう一度光
「戦士の名は赤ちゃん」
「天国のロックバス ロコ!もう一度思うままに」
下のデータベースは、表題の話だけ。ですね、でも最後の天国のロックバスには登場人物はロコとリサだけど、上の表題の登場人物とは同一じゃないので名前だけ同じ別の作品って感じでした。続編だと思って読むとアレってなります。光>闇>光で収録されてるんですが、闇の「ドクターマーチンレッドブーツ」と「キテーちゃん」はおっそろい話で(;゜д゜)人間の裏面が前回に出てくるよう感じです。中盤で気がめいります。大槻ケンヂ作品はたくさん出ているみたいだけど、読んだのはこれが2作目で、やっぱりというか当たり前というjかw バンドの話は出てくるんだなぁという印象に。一つ目は「ロッキン・ホース・バレリーナ」でした、ギターでもベースでも、ロックバンドで使う楽器が弾けたらなぁって思います。ちょっとでもやった人はもっと面白く読めるんでしょう。
内容(「BOOK」データベースより) 異常者により10数年間、奇怪な館に閉じ込められていた少年・ロコ。だが、館を訪れた少女・リサと出会ったことで、ロコの胸にはある決意が芽生えることになる。「生きることを始めた」少年はいま、1人の少女のために恐怖と絶望の世界へ走り出した!倒れてさえ、思うままに。光と闇。死と再生。そしてロック。焼けつくような痛みと、やわらかな暖かさに包まれた大槻ケンヂの真骨頂。単行本未収録作品を加えた、充実の小説集。
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