アリス・シーボルト 「ラブリー・ボ-ン」

一つ前の「武士道シックスティーン」が3/25に書いてるので、この本を読むのに3週間くらいかかったわけですね。なかなか続きが気になる!という本ではなく、またストーリーの展開も遅いというか盛り上がるところ!といったのはなくてデスね。最後も、一応解決?いや解決はしていないですね、迷宮入りのまま終わってましたね。僕はミステリーものと勘違いして呼んでいたんでしょうか、、、
一応世界で1000万部突破って書かれてるわけですし、後書き解説を見てすこし分かったかなというのはあるんですが、、、うーん。好みの問題だったかもしれません。
冒頭から主人公のスージー・サーモンが殺されていくところからという悲劇から始まりでした、で天国のスージーが残された家族の様子を見ながら話す感じになってるんですが、登場人物に当ててころころシーンが変わり、また同時にスージーの思い出、記憶も混ざって話されるのですこし分かりにくい文章に感じました。なので「私」がスージーだと気づきにくい書き方になっていてところもあり、読みながらこれは誰だろうかと首をかしげるところも何度か。3週間もかかって読んでたのが原因かもしれませんが(゜ー゜;)
スージーが死んでしまい、これをきっかけに家族がばらばらになり、それぞれが立ち上がっていく、最後には一応再び元に戻る。といった流れでした。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
スージー・サーモンは14歳。初恋にときめき、将来を夢見るふつうの女の子。だけど、ある冬の夕方、学校から帰る途中、近所の男に殺されてしまった。どんな願いもかなう天国へ行ったスージー。でも、たったひとつの望みはかなわない。それは大好きなみんなと一緒にいたいということ。突然彼女を失った悲しみでおかしくなった家族を助けたい。もっと恋をしたい。自分を殺した犯人はあいつだって教えたい─届かぬ想いを抱きながら、せつなく地上を見守るスージーに、ある奇跡が…。冒頭の衝撃と、ストーリーの素晴らしさで異例のセンセーションを巻き起こした感動作。
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